3月6日(木)中山市民センターに於いて、中山地区社会福祉協議会主催の合同サロンが開催されました。中山地区社協は5つの福祉区から構成されており、コロナ禍前は福祉区毎に数回/年のサロンを開催していましたが、コロナ禍以降社協全体の合同サロンを2回/年開催、令和5年から福祉区毎1~2回/年開催してきました。今回は「認知症を正しく理解し共に生きる」の内容で「認知症を知る」と題し、東北福祉大学総合福祉学部福祉心理科 教授の加藤伸司氏による講演でした。
「平均寿命まで生きると、2人に1人はなると言われる病気で、私は2035年に認知症になる予定です。認知症は決して特別な病気ではなく、とても身近な病気と言えるでしょう。」と、分かりやすい導入で始まり、「もし家族や自分が認知症になったとしても、その心構え、対応の仕方、介護負担を減らすことが大切。」との講話。
参加されたほとんどが高齢者でしたが、高齢者本人もさることながら、高齢者の近い将来を心配されている家族の方にも聞いていただきたい講話でした。 当初の予定は定員50名でしたが、希望者が多く60名以上の参加となりました。当町内からは9名の参加がありました。