防災訓練の評価会議の概要

掲載日:2007/10/28
開催日
2007/10/28
イベント
防災訓練
投稿者
両角清隆

滝道町内会防災訓練!!

阿部会長の挨拶です

初期消火訓練心肺蘇生AED訓練の1コマ

初期消火訓練

 近い将来確実視されている“宮城県沖地震”に備え、去る10月28日(日)午前9時から“たきみち公園”で仙台市荒巻消防署の指導のもと防災訓練を実施した。その検討評価会議の概要提供します。(司会進行 早坂実行委員長)

□最初に阿部防災本部長の挨拶□
 今回の防災訓練に町民100名余名の参加、訓練を通じて来る災害時には減災に努めるよう期待する。又訓練に際し、災害時にねたきり老人や災害弱者の支援のためのリヤカー及びタンカを購入した。
 毎年防災訓練を実施し、町内全員の防災意識を高揚させたい。
 災害が発生した場合、第一に我が身の安全確保、家族全員の安否確認が先決であり、その後被災者支援に取り組みたい。

□検討、評価会議(訓練項目のみ)□
①非常炊き出し訓練
アルファ米 150食、非常食(クラッカー)提供
災害時のLPG、アルファ米他備蓄米等の調達が必要。

②消火通報訓練
家庭の消火器操作方法、保管場所の定期点検のすすめ。
※滝道町内会は道幅が狭く大型ポンプ車の出動が難しい。
住民自ら日頃より防火に努めるように。
※あわてない。落ち着いて通報する。

③心肺蘇生AED訓練
※人口呼吸法、AED機器の実技指導
※AEDの設置場所「小・中学校、各コミュニティセンター、病院、老人保健施設、消防署等に備えている。」

④倒壊家屋からの救出訓練
※家庭内にある毛布でタンカをつくり、そのあとリヤカーで避難所へ搬送

⑤組み立てトイレ設置訓練
※18リットル缶を利用したトイレ持込展示
災害時には家庭内にある18リットル空き缶、ポリバケツにビニール袋(ゴミ箱)をかぶせて使用する。便座はダンボール紙又は便器の便座を利用する。仮囲いはカーテンを利用する。

①~⑤について出席者より積極的な提言があり、約1時間半に亘り討議が行われた。実際に災害にあわれた現場のボランティア組織や統率力のある町内会組織へ優先的にボランティアを派遣するのが実情であり防災体制の確立が急務である。 (記録 高橋総務部長)